伝わるように伝えることの難しさ

7月13日
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早いもので、夏季休暇前の学内でのゼミは今日が最後となり、いつも以上に内容の充実したゼミ活動となりました。  はじめに行ったのは、1週間かけて各自でブックレットを1冊読み、持ち寄って共有するもの。本を読み慣れない私たちにとってはハードであったこの課題も、毎週行うことで本を読むことに慣れるとともに、取り組みを積み重ねることの重要性を感じています。

毎週行っているもうひとつの課題に、持ち寄った新聞記事を共有し発表するというものがあります。今週は「18歳が投票権を持った初めての参議院選挙」が社会で大きなキーワードとなったことから、18歳選挙権についての記事を集め、賛成・反対に分かれてディベートのトレーニングを行いました。与えられた賛成・反対の立場から論をつくることは思った以上に難しく、ゼミ生からは「自分の与えられた視点でしか記事をみることができなくなった」「反論されて共感してしまった」などの感想があり、自分の論に対しての反論を予測することの大切さを学びました。

次に行ったのが、約2週間ほどかけて制作した、ウォーターフットプリントの制作物の発表です。このウォーターフットプリントを専門に研究されている同大学の伊坪研究室の皆様にデータを提供していただき、この度発表にも足を運んでいただきました。分かりやすいと考え用意したものが、相手にとっては分かりづらいと感じられたり、自分たちが伝えたかったものが誤って伝わってしまったりと“伝わるように伝える”ことの難しさを実感しました。ライフサイクルアセスメントを研究する伊坪研究室、環境コミュニケーションを研究する枝廣研究室、お互いの研究室が学びを得ることの出来た貴重な機会となりました。

最後に、卒業研究などで使われる「聞き取り調査」について勉強しました。聞き取り調査に必要な一連の流れを学んだ後、実際にゼミ生同士ペアを組み、実践練習を行いました。“会話するように調査する”ことを意識し行ったゼミ生からは、「聞きながらメモを取ることで手いっぱいになってしまった」「質問項目を事前に考えたことで、聞きたいことを明確にして話すことが出来た」などの感想が挙がり、多くの学びを得られたように感じられます。

来週の学外ゼミは様々な企業の方と意見交換を行う異業種勉強会。先週から今週にかけて企業を分担し、事前に意見や質問も共有しました。来週の異業種勉強会に向けてさらに企業研究を深め、充実した意見交換の場にしていきたいと思います。

                                    水橋奈保
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