ゼミ合宿最終日

8月22日
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ゼミ合宿もついに最終日。この日の朝食には、多くのゼミ生が待ち望んだ鶏汁が登場しました。6月の子ども食堂で鶏汁を頂いた時の美味しさが忘れられず、合宿が始まる前から鶏汁を楽しみにしていました。おかわりをする人もおり、鶏汁を堪能することができました。それだけでなく、八天狗やきゅうりのお漬物、ブルーベリーなどの水増の食材を使った料理を美味しく頂きました。

その後は、たくさんの太陽光パネルがある「天空のメガソーラー」を見に行きました。実際に見ると、太陽光パネルが山一面に張られてあり、その数は想像以上で驚きました。また、雲がほとんどなく、頂上からの景色はとても綺麗で、都会では感じられない自然を思う存分に感じることができました。山を下ったところにはヤギがおり、この日の朝、ヤギの赤ちゃんが生まれるという奇跡もありました。実際にその赤ちゃんを抱っこしたゼミ生の感想は、「自然の中で動物に触れられる経験は都会ではできない経験でした。動物の小さな命が生まれることを集落の人たち同士で喜び合う温かさも感じました。こうした経験は、慌ただしい毎日を送る私たちにとって、立ち止まって自然と触れ合い、考える機会となりました。」といったものでした。

そして、今回のゼミ合宿の目的である「幸せ実感日本一の集落を目指すためにできること」について、水増や外部の人に発表を行いました。水増の人へのインタビューや自分たちの目で見たこと、感じたことをもとに、グループ一丸となって、2日目の夜遅くまで準備をしました。その成果もあり、どのグループもしっかりとした発表ができたのではないでしょうか。ゼミ生による発表の後には、「自分は何を持ち帰るか」「自分はここに何を残せるか」「自分はこれからどのように成長していくか」の3点について、各グループに入った水増や外部の人に対し、ゼミ生がスピーチしました。それはスピーチするだけでなく、交流の場となり、様々なお話を聞くことができました。その中でも印象的だったのは、水増の人々の絆の強さです。お互いに助け合いながら生活していることは、3日間のゼミ合宿を通してもその絆を感じられたように思います。また、この絆は私たちの日常生活では忘れられていることであると感じました。

今回得たものは水増での経験だけではありません。帰りのバスが水増から空港に向かう途中、熊本地震で被害の大きかった益城町に立ち寄ることができました。それは、屋根だけでなく、家そのものが崩れたままの状態で、復興がされておらず、今でも避難生活をしている人がいると聞きました。被害の大きさはニュースでも感じることができ、また、飛行機の中からもブルーシートに覆われた様子を見ることができましたが、実際に近くで見ると、その被害は想像以上でした。被害が小さいところから大きいところへとバスは進み、それと同時に、感じることも大きくなっていきました。最近は、ニュースでも知る機会が少なくなっていますが、目を背けずに、しっかりと向き合っていかなければいけないと思いました。熊本地震はゼミ合宿で熊本水増を訪問するという話を聞いた直後の出来事だったこともあり、今回このような機会を頂くことができて良かったです。自分たちが出来ることを考え、微力ではありますが、行動していく必要があると感じました。

益城町の衝撃は多くのゼミ生が感じており、「益城町の現状は正直びっくりしました。思った以上に復興していないのが現状で、時間の関係で少ししか見られませんでしたが、自分の中でインパクトはすごいものがありました。」「バスで被災地を巡ったとき、初めて事の重大さに気付きました。自分の目で現実を見られたことはとても大きな経験として捉え、自分が熊本や被災地の方々にとってどのように思い行動できるかを考えなければならないと感じました。」といった感想が挙がりました。

3日間のゼミ合宿で、普段の生活ではできない経験がたくさんありました。その経験はどれも貴重なものになったので、ここで学んだことをしっかりと、これからの活動に活かしていきたいと思います。

                                    佐藤実紗
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