メッセージ

研究内容

各種セキュリティを考慮した情報共有システムを提案

利用者自身が各種セキュリティ脅威を認識できる情報共有システムの構築に向けて、本研究室では以下の3つの先端技術に注目して取り組みます。

  1. 知的協調作業支援技術:共通の仕事や目的のために働く利用者のグループを支援し、共有作業環境インタフェースを提供するコンピュータベースのシステムを創造します。
  2. 知識共有ネットワーク技術:社会的ネットワークをインターネット上で構成するSNSを活用して、利用者の知識を共有できるサービスを提案します。
  3. 情報セキュリティ行動支援技術:コンピュータネットワークのリスクを利用者が正しく理解し、脅威を利用者が常に意識して行動する攻めのセキュリティを目指します。

社会との接点

私たちのさまざまな社会活動の場面をより安心・安全にする知見や技術を発信

コンピュータネットワークのグローバルな普及、情報メディアの多様な発展とそれにともなう各種脅威の発生など、社会における情報通信環境は変化し続けています。このような環境において、情報サービスを安全に提供するためには、サービス提供者が利便性を犠牲にしてもリスクを回避すべきですが、安全性の確保はサービス提供者側だけでは解決できない社会問題と化しています。そこで、本研究室では、利用者自身が各種のセキュリティ脅威を認識して適切な対応をとることのできる情報共有システムを新たに研究開発することによって、各種セキュリティ脅威を考慮したシステムデザインを探求しています。

研究室の横顔

社会活動を効率的に推進する情報共有と情報資産を守るセキュリティを探求しよう

現在、人類はコンピュータネットワークをインフラとした大きな転機、すなわち、産業型社会からサイバー社会へ急激にシフトしています。この転機において、情報セキュリティは、現実の社会の安全・安心の実現を目指し、人や社会との接点をより広く、深くしつつある過程にあり、これからさらに重要性が高まる領域です。研究室では、指導教員の企業での実務経験から、やり抜く力、プレゼンテーション・コミュニケーション能力、マネジメント能力を高め、社会に貢献できる人材を輩出したいと考えています。