環境情報学科 建築環境システム 宿谷研究室

私たちの研究室では、自然のポテンシャルを活かす建築環境システムに関して研究を行なっています。

「自然のポテンシャル」とは、私たちの身体を取り巻く環境にある様々な恵みのことで、太陽からの〈光〉や、光があたって地面が暖められた結果として起こる〈風〉、建築の内外に生まれる〈温度差〉や〈湿度差〉・〈圧力差〉など が引き起こす自然現象と考えて下さい。「建築環境」とは、窓や壁・天井・床などで構成される環境空間のことです。建築環境空間はほどよく明るく・涼しく・温かくする必要があります。そのための〈しくみ・しかけ〉のことを「建築環境システム」と呼びます。

 私たち人間が1日24時間のうち、どれぐらいの長さを建築環境空間の中で過ごすかを一寸想像してみてください。私たちは例外なくかなり長い時間を建築環境空間の中で過ごしていることがわかるでしょう。ですから、この環境空間がどのようにして成り立っているか、どう したら快適な環境空間を形成することができるかは、誰にとっても最も身近で大切な問題です。 最も身近な環境空間について考えることは、エネルギー資源問題と地球環境問題を考えることにもなっていきます。身近な問題がわかると、大きな問題もわかってくるものです。

 私たちの研究室では、建築環境空間にほどよい明るさや涼しさ・温かさをもたらすのに、身近にある自然のポテンシャルを無理なくうまく利用するにはどうしたらよいかを明らかにすることを目標にしています。

具体的には、窓から得られる太陽光を利用する照明の方法、従来の冷房機器とは異なる自然な涼しさをつくる方法、窓を透過した太陽からの熱で自然な温もりをつくる方法、光環境や温熱環境の違いによってヒトの行動がどのように変化するかなどについて研究しています。

これらの研究を通じて、資源とは何か、環境とは何か、人間とは何かを明らかにしていきたいと考えています。

 

     
     
     
   

武蔵工業大学 環境情報学部 ・大学院環境情報学研究科 宿谷昌則研究室
 
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