公告
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縦覧・意見聴取
公告
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縦覧・説明会
意見聴取
2)
市民参加の機会
14
市民参加の積極性に欠けている
(スクリーニング段階、評価書作成後に
意見を提出する機会がない)
事業の提案
準備書の作成・送付
評価書の作成・送付
評価書の補正
事業認可など
事業着手
スコーピング
(方法書の作成・送付)
対象事業規模か
法による
アセス不要
(地方自治体
における条
例アセスへ)
NO
YES
第二種事業
アセス実施の判定
事業規模の判定
不要
第一種事業
必要
アセス必要の旨の書見
アセス実施
機会を増やすだけではなく、市民にとっても
わかりやすい簡潔な評価書作成や、市民へ
の情報提供を徹底して行うことで、積極的な
参加が促されるのではないか
本格的なアセスメントに入る前段階に
おける市民参加機会の導入
(アセス逃れを避けるため、スクリーニング
プロセスをオープンにする)
評価書作成後における、公告
/
縦覧、意見
提出機会の導入
(準備書の際の意見が適切に反映され、評
価書が作成されたかどうかを市民が確認
することができる)
市民参加の機会については、積極性に欠けており、スクリーニング段階、評価書作成後の段階にも、意見を提出する機会がないことが明らかになりました。
考察として、事業提案者によるアセス逃れを避けるために、スクリーニングプロセスをオープンにすべきであると考え、本格的なアセスメントに入る前段階における市民参加の機会を導入を提案しました。
また、評価書の作成後に公告・縦覧・意見提出機会を導入することで、事業提案者の都合に合わせた評価書になっていないか、準備書段階で提示された市民からの意見が反映されたかどうかを確認することができるようになります。
また、市民参加がより積極的に行われるようになるためには、これらのように機会を増やすだけではなく、市民にとってもわかりやすい簡潔な評価書の作成や、市民への情報提供を徹底して行う必要があるのではないか、と考えました。