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4.考察(査読システムの構築を通して)
HP公開
改良
使用
査読
投稿
HSIモデル公開用HPにおける
HSI
モデルの望ましい運用方法の流れ
この時点で
HSI
モデルの質を
求めすぎないことが大切
使用されたHSIモデルを改良
する際の査読も必要
続いて査読システムの構築に関する考察です。この白い線で囲まれた部分は、
HSI
モデル公開用
HP
における、
HSI
モデルの望ましい運用方法の流れを示したものです。
まず
HSI
モデルが投稿され、査読を行い
HP
へ公開します。続いて
HSI
モデルは実務で使用され、何か問題点がある場合は改良を行うという流れです。
この流れの中で特に重要なことは、査読の時点で
HSI
モデルの質を求めすぎない事です。それは、
HSI
モデルは実務で使用されて、そこで始めて、重要な問題点が明らかになり、効果的な改良が出来るからです。そのため、まだ実務で使用されていない査読の段階でモデルの質を求め続けることは、実務的とは言えず、学術的な取り組みとなってしまいます。
また本研究では触れませんでしたが、
HP
に掲載されている
HSI
モデルを改良する際には、新たな査読の仕組みが必要になるのではないかと考えました。