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これまでの研究成果を踏まえ、都市域の乾燥化に着目した復元手法である窪地法を提案しました。
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これが窪地法の概念図です。窪地法では先ず窪地を造成します。造成した窪地には雨水が溜まり、その雨水が周辺の土壌へ供給されます。そのため窪地法を用いることで土壌の水分条件が改善でき
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左の図は窪地を設けていない二次林の様子を表したもので、土壌は乾燥し埋土種子が発芽せず林床植生が貧しくなり樹木は枯死してしまっています。
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窪地を設ける事で、窪地に溜まった水分が土壌へ浸透し土壌含水率が上昇します。その結果、今まで発芽しなかった埋土種子が発芽し林床植生が豊かになり、二次林を代表するコナラなどの樹木が健全に生育するようになります。
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ここで、これらの3つの二次林の問題点を窪地法が解決できるのかどうかを検証するために、土壌含水率の調査・出現植物の調査・コナラの生存率の実験検証を行いました。
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