研究の背景と目的
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研究の背景
都市域
の
二次林
を保全及び
復元
するための
制度面、環境質面、技術面からの現実的な方法論の社会的必要性
都市域の二次林の面積が減少
都市域の二次林の質が減少
区画整理事業、道路造成、
宅地
造成
などの開発事業
孤立化、都市域の乾燥化、
管理放棄、 など
都市及び都市周辺の
二次林の
量と質の低下
環境省版RDB
種
の約5割が生息
・生育
レクリエーションや環境教育の場としての役割
二次林の重要性
まず研究の背景と目的です。二次林の価値は、野生生物の利用という面では環境省版のレッドデータブック種の約
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割が二次林をハビタットとしている事や、人間の利用という面ではレクリエーションや環境教育の場としての役割を担っているということより、再認識されています。しかしその重要である二次林は、区画整理事業、道路造成、宅地造成などの開発事業により二次林の量が減少しています。また、開発を逃れ残存した二次林は都市域の乾燥化という問題により質が減少しています。
そこで現在では、都市域の二次林を保全及び復元するための制度面、環境の質の面、技術面からの現実的な方法論の社会的必要性があります。