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4.結論
n
各学会などで行われている査読などを通して、HSIモデルの
適正な普及を行うための査読システムの作成
n
n
公開される以前に専門家による審査が入ることで、掲載され
るHSIモデルの信頼性
n
n
査読項目による精度(質)・体裁について審査により、構成が
統一されたHSIモデル
n
n
HSIモデルとは、公表され、使用され、修正されるといったサ
イクルを繰り返すことで事業へと適用されるモデルへと仕上
がる。そのための公開後における検証データの蓄積、管理
方法などの新たなソフト面のシステムが必要
である
。
n
まとめと考察です。
HSI
モデル査読システム構築により、構成が統一された
HSI
モデルの受け入れ態勢を整える事ができ、公開される以前に専門家による審査が入ることで、掲載される
HSI
モデルの信頼性は大いに向上することが期待できると考えられます。
まずは、この作成した査読システムを実際に用いて実用性が図れるか検証することが必要であり、使用するにあたって査読者の選定の依頼についての困難さ、判定における課題などが挙げられ、さらなる改善する点がでてくるだろうと考えられます。
現在、プロトタイプという原型モデルの作成を早急に行うことで、普及への対策へと繋げようとしている日本において、公開後におけるデータの蓄積、管理方法といった新たなシステム構築といったソフト面を強化することで事業への適用に繋がる質の高い
HSI
モデルができる方法の一つであると考えられる。