現在の日本の都市域に代表される土地は、敷地内のわずかなスペースにしか
緑地を確保する事ができない状況となっている
野生生物のハビタット減少、ヒートアイランド現象といった問題が顕在化
都市域における緑地を確保するため、屋上緑化が期待されている
緑地等を評価する既存の評価手法
・CASBEE(建築環境総合性能評価システム)
・SEGES(社会、環境貢献緑地評価システム)
・JHEP(ハビタット評価認証制度)
屋上緑化空間に着目した生物多様性の評価
・野生生物のハビタットを考慮した施工、モニタリング調査
による評価。橘、薬師寺(2006)
・屋上緑化地の鳥類分布の実態把握、環境特性との関連
性における鳥類の生息地としての評価。茂木ら(2005)
屋上緑化における生物多様性保全について共通の尺度で評価する手法は確立されていない
HEPを応用した屋上緑化における生物多様性保全に着目した評価手法の開発