4−2.
評価種のHSIモデルの概要
アサリの環境要因
中央粒径
含泥率
水温
塩水濃度
アユの環境要因
溶存酸素量
化学的酸素要求量
付着藻類の繁茂
遡上期における河川の水温
遡上期における河川の流速
河川定着期における河川の水温
河川定着期における河川の流速
産卵期における産卵場の水温
産卵期における産卵場の流速
産卵期における産卵場の水深
産卵期における産卵場の底質
ふ化〜流下における河川の水温
ふ化〜流下における河川の流速
アユのSIモデルの一例(
溶存酸素量
)
アサリのSIモデルの一例(含泥率)
16
HSIモデルとは
評価種のハビタットとしての適正を0から1の間の数値
で示した数式
評価種の選定が終ったら選定した評価種の
HSI
モデルの作成を行います。
HSI
モデルは
HEP
における「質」の部分で用いられるものであり、生物のハビタットの適正を
0
〜
1
に。
そこで荒瀬ダムにおけるアユとアサリの
HSI
モデル作成を行ないました。尚、作成を行なう際にはアユ、アサリ共に既存の
HSI
モデルが作成されているので既存の
HSI
モデルを基に
HSI
モデルの作成を行ないました。また荒瀬ダム撤去の有無により生態系への影響の違いを見るのでダム撤去により
HSI
が変わる
SI
を盛り込む必要があります。
アユが
13
個、アサリは
4
つの環境要因を選定し、
SI
モデルの作成を行ないました。
右にあるのがアユとアサリの
SI
モデルの一例です。
ちゅうおうりゅうけい