■概要
情報システム(ICT)を有効に活用するためには、経営者や利用者の視点に立って考えることが必要です。
このためには情報システムを利用する場面をモデル化して考えることが重要です。
この視点から、社会や企業に役に立つ情報システムを研究してゆきます。


■主な研究テーマ
経営から見た情報システムの研究
ビジネスモデルの分析
意思決定支援システムの構築

経営情報システムや意思決定支援システムは、インターネットの普及とともに、
企業内部の情報だけでなく、SNSなどの社会からの情報を積極的に取り入れる必要があります。
企業のビジネスモデルも、インターネットの普及と共に大きく変化しています。
そこで「経営から見た」という視点で、情報システムの活用方法を研究します。
理論面だけでなく、実際の情報システムの構築も行っていきます。

■卒業生の主な就職先
IT企業や大手電機メーカのシステムエンジニア
 NEC、富士通、NTTデータフロンティア、NTTインターネット、NTTデータ・フィナンシャルコア、NTTデータウェーブ、協和エクシオ
 DTS、NSD、アルファシステムズ、コムチュア、日本ビジネスシステムズ、NRIネットコム
ユーザ企業のIT部門・社内SE、ユーザー系IT企業
 トッパンフォームズ、オリエントコーポレーション、MS&ADシステムズ、インクリメントP
インターネット関連企業のシステムエンジニア・営業職
 ソフトクリエイト、GMOペイメントゲートウエイ
公務員
太田区役所、山梨県庁

■教授概要

梅原 英一  教授

経歴

1975年4月:東京工業大学工学部入学
1979年3月:同 経営工学科(現経営システム工学科)卒業
1981年3月:東京工業大学大学院システム科学専攻修了
1981年4月:川崎製鉄株式会社入社(現JFE)
水島製鉄所でIE/OR業務を担当
1983年9月:株式会社野村総合研究所入社
資産運用・金融・トレーディング関連の情報システム、意思決定支援システムに携わる
2006年3月:博士(工学)(電気通信大学)
2012年9月:東京都市大学

担当授業
ICTアセスメント概論、電子商取引論、組織とマネジメント、ビジネスモデリング、企業と情報管理、ビジネス情報ネットワーク

所属学会
経営情報学会、組織学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、情報処理学会、人工知能学会、日本証券アナリスト協会検定会員


研究


I 著書,編書,翻訳書
1) 松田武彦、山田善靖監訳:エキスパート・エグゼクティブ−経営者のための人工知能(オーム社,1991),「第9章 知能をもった金融システム」担当,pp.173-187
2) 梅原英一:記号処理システムと意味ネットワーク,社会情報システムコロキウム編,社会情報システム学・序説所収(富士通経営研修所, 1996),pp.129-142

U 学術雑誌(査読付き)
1) 梅原英一:集合知能としての市場知能,経営情報学会誌,第7巻1号,pp.85-96(1998) 
2) 梅原英一,太田敏澄:リスク情報開示ゲームの提案−行政のリスク情報開示と住民の満足化に関するゲーム理論による分析,日本社会情報学会誌,第17巻2号,pp.35-49(2005) 
3) 梅原英一,太田敏澄:情報システムの統治組織の有効性比較,経営情報学会誌,第17巻2号,pp.39-59(2008)
4) 丸山健,梅原英一,諏訪博彦,太田敏澄:インターネット株式掲示板の投稿内容と株式指標の関係,証券アナリストジャーナル11月・12月合併号,pp.110-127(2008)
5) 梅原英一,太田敏澄: 企業におけるリスクコミュニケーションのゲーム理論によるモデル化―ガーディアン・エージェントの機能と有効性,地域学研究,第38巻4号,pp.889-906(2009)
6) E. Umehara, T. Ohta: Using Game Theory to Investigate Risk Information Disclosure by Government Agencies and Satisfying the Public - The Role of the Guardian Agent,IEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics- part A, Vol.39, No.2, pp.321-330(2009)
7) E. Umehara, T. Ohta: Game of Risk Communications-The Case of a Japanese Carmaker,IEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics- part A, Vol.41, No.4, pp.651-661(2011)
8) 諏訪博彦,梅原英一,太田敏澄:ファクターモデルによるインターネット株式掲示板の投稿と株式リターンの分析,情報処理学会論文誌, 53巻1号, pp.117-125(2012)
9) 梅原英一: 情報システム障害に関するIT ベンダーとの契約におけるゲーム理論による分析,経営情報学会誌,第21巻1号,pp.1-13(2012)
10) 諏訪博彦,梅原英一,太田敏澄:インターネット株式掲示板の投稿内容分析に基づくファクターモデル構築の可能性,人工知能学会論文誌, 27巻6号, pp.376-383(2012)
11) 渡部和雄,岩崎邦彦,梅原英一:電子マネー利用意向の規定要因および規定要因間の関係の実証研究,第12回情報科学技術フォーラム,pp.4,65-70(2013)
12) 渡部和雄,岩崎邦彦,梅原英一:電子マネー利用の規定要因と利用頻度・利用意向のモデル化による示唆, 経営情報学会誌,第23巻2号,pp.105-119(2014)
13) H. Suwa, E. Umehara, T. Ohta: Stock BBS Factor Model using Principal Component Score, Advances in Comuputational Social Science,Springer. pp.3-15 (2014)
14)K.Watabe,K.Iwasaki,E.Umehara: Factors and Models for Promoting Consumer Use of Electronic Money, .International Journal of Japan Association for Management Systems.pp7-14(2015)
15)相川実穂,仙海かおり,安田智亜紀,酒井啓江,小川祐樹,梅原英一,深夜アニメ番組に関するつぶやきに着目したTwitter分析,,第14回情報科学技術フォーラム,Vol.4,pp.85-92(2015)
16) 渡部和雄,梅原英一,岩崎邦彦:消費者のO2O(Online to Offline)行動の差異に基づいた消費者特性の分析と実店舗への誘導への示唆, 情報処理学会論文誌,Vol.57, No.8, pp.1887-1897(2016)

V 国際会議プロシーディングス(査読付き)
1) E. Umehara, T. Ohta: Using trust game to investigate information disclosure by companies and government agencies ? The role of inspection agents,Proceedings of The Eighth Pacific Asia conference on Information Systems (PACIS2004), pp.2233-2239(2004)
2) K. Maruyama, E. Umehara, H. Suwa, T. Ohta: Is Stock BBS Content Correlated with the Stock Market?-A Japanese case, Proceedings of the 2009 IEEE International Conference on Systems, Man, and Cybernetics, pp.4746-4751(2009)
3) H. Suwa, E. Umehara, T. Ohta: Using the Factor Model to Analyze Internet BBS Messages and Stock Returns, Proceedings of the SICE Annual Conference 2011, pp.2546-2551 (2011)
4) Suwa, H.,  Ogawa, Y., Umehara, E.,  Kakigi, K., Yamashita, T., Tsubouchi, K., “Develop Method to Predict the Increase in the Nikkei VI index,” Proceedings of the 2nd International Workshop on Application of Big Data for Computational Social Science in IEEE BigData 2017, (2017).
5) Hayashi, k., Umehara, E., Ogawa, Y., “Analysis of Twitter Messages about the Osaka Metropolis Plan in Japan”, Proceedings of 2nd International Workshop on Application of Big Data for Computational Social Science in IEEE bigdata 2017,(2017).

Y 国際会議招待論文
1) H. Suwa, E. Umehara, T. Ohta: Stock BBS Factor Model using Principal Component Score, Proceedings of 4th World Congress on Social Simulation, CD-ROM (2012)

V 学会口頭発表
1) 松田武彦、太田敏澄、梅原英一:組織間関係の分析−自動車メーカーを事例として,日本オペレーションズ・リサーチ学会1981年度春季研究発表会,pp.171-172(1981.3)
2) E. Umehara:Market Intelligence as peoples Cooperative Intelligence,The 15th Triennial Conference  The International Federation of Operational Research Societies (IFORS1999),p.29(1999.8)
3) 梅原英一、太田敏澄:原発事故等におけるリスク情報開示の信頼ゲームによる分析−インスペクト・エージェントの役割,第19回日本社会情報学会全国大会要録集,pp.95-98(2004.9)
4) 梅原英一、太田敏澄:行政のリスク情報開示の累積プロスペクト理論によるゲーム表現,第20回日本社会情報学会全国大会要録集,pp.61-64(2005.9)
5) 梅原英一、太田敏澄: リスク情報開示ゲームと自動車メーカーの事例,オフィス・オートメーション学会 経営情報学会2006年合同・全国研究大会要録集,pp.330-333(2006.9)
6) 梅原英一、太田敏澄:ITの戦略的価値,第13回社会情報システム学シンポジウム要録集,pp.71-76(2007.1)
7) 丸山健、梅原英一、諏訪博彦、太田敏澄: 株式掲示板の投稿と株価の関係に関する研究,第22回日本社会情報学会全国大会要録集,pp.61-64(2007.9) 8) 橋口大右、梅原英一、諏訪博彦、太田敏澄: 株式指標とインターネット株式掲示板の投稿内容の関連性 -投稿量によるリスクファクターの構築,第23回日本社会情報学会全国大会要録集,pp.318-321(2008.9)
9) 梅原英一、諏訪博彦、太田敏澄: ソーシャルメディア株式市場,第3回横幹連コンファレンス,C2C-4(CD-ROM,7ページ)(2009.12)
10) 阿部有希、梅原英一、諏訪博彦、太田敏澄: インターネット株式掲示板の投稿数および投稿内容を用いた株式ファクターモデルの検討,第16回社会情報システム学シンポジウム要録集,pp.27-32(2010.1)
11) 諏訪博彦、梅原英一、阿部有希、太田敏澄: インターネット株式掲示板は株式リターンと関係しているか?,経営情報学会2010年春期大会予稿集,(CD-ROM,4ページ) (2010.6)
12) 諏訪博彦、梅原英一、太田敏澄: インターネット株式掲示板の投稿内容に基づくファクターモデルの構築,第25回人工知能学会全国大会予稿集,(CD-ROM,4ページ) (2011.6)
13) 梅原英一: ITベンダーとの契約における損害賠償規定の効果に対するゲーム理論による分析,第18回社会情報システム学シンポジウム要録集, (2012.1)
14) 梅原英一:IT外部委託管理におけるリスク管理へのゲーム理論の適用と約款への展開の可能性,経営情報学会2012年秋季全国研究発表大会要旨集,(CD-ROM,H3-1)(2012.11)
15) 梅原英一、渡部和雄:電子マネー普及の差異:マルチ・エージェント・シミュレーションによるアプローチ,経営情報学会2013年春季全国研究発表大会要旨集,(2013.6)
16) Eiichi Umehara , Hirohiko Suwa :Relationship between Stock BBS and Stock Market using Intra-day Stock Prices: Case of SoftBank, Asia Pacific Econophysics Conference (APEC) 2013,(2013.7)
17)梅原英一:マルチエージェントシミュレーションによる地域電子マネーの普及条件分析,経営情報学会2015年秋季全国研究発表大会要旨集,(CD-ROM)(2015.11)
18)原田彩加、梅原英一:協力ボードゲームにおけるチーム成功度と参加者の行動の関連性分析―スマホを用いた社会物理学実験, 第22回社会情報システム学シンポジウム要録集(2016.1)
19)大和田拓也、梅原英一:首都直下地震の徒歩帰宅者トイレに関するエージェン ・シミュレーション, 第22回社会情報システム学シンポジウム要録集(2016.1)
20)原田彩加、梅原英一:プレーヤの発話量及び行動量による協力ゲーム(禁断の島)の達成度の相違分析,電子情報通信学会技術報告書(電子情報通 > 信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会 > (LOIS)),Vol.115, No.486, pp.187-192,(2016.3)
21)柿木研人, 諏訪博彦, 小川祐樹, 梅原英一, 安本慶一 : インターネット株式掲示板における話題と株式指標の関係,マルチメディア、分散、協調とモバイル(DICOMO2016)シンポジウム, (2016.7)
22)井上沙紀、梅原英一:情報セキュリティに関する無関心の原因と無関心が引き起こす脅威に関する解析,経営情報学会2016年秋季全国研究発表大会要旨集,(2016.9)
23)井上沙紀、梅原英一:個人情報保護に対する関心が行動に与える影響の分析, 第23回社会情報システム学シンポジウム要録集(2017.2)
24)馬場一輝、梅原英一:東京都市大学に対する不正アクセスの実態分析(ハニーポットの実験), 第23回社会情報システム学シンポジウム要録集(2017.2)
25)井上沙紀、梅原英一:個人情報の関心と知識及び行動の関係,電子情報通信学会技術報告書, Vol.116, No.488, pp.117-181,(2017.3)
26)山縣史哉, 梅原英一, 平成28 年度東京都知事選挙のTwitter 分析, 電子情報通信学会技術報告書, Vol.117, No.464, pp.61-66,( 2018.3)
26) 廣瀬由衣,梅原英一, 株式掲示板の分析結果に基づく売買指示に従う日経平均オプション取引のシミュレータの開発, 第24回社会情報システム学シンポジウム講演予稿集,3-3, (2018.2)
27) 吉田駿介,梅原英一,太田豊,中島達人,鳥島貴史, 天気予報を用いた太陽光発電量予測システムの構築、第80回情報処理学会全国大会講演論文集第4分冊、pp. 847-848, (2018.3)

Y紀要
1) 梅原英一:株価リターンは正規分布か?,東京都市大学環境情報学部紀要,第14号,pp.41-48(2013.2)
2) 梅原英一、渡部和雄:電子マネー普及に関するシミュレーションモデルの構築,情報メディアジャーナル,Vol.14,pp.84-92 (2013.4)
3)堺里美、佐藤香、梅原英一:人生ゲームで投資をシュミレーション学習,情報メディアジャーナル,Vol.15,pp.52-59 (2014.4)
4)真継りまこ、梅原英一:感性工学による好まれるイラストのデザイン分析,情報メディアジャーナル,Vol.16,pp.8-18 (2015.4)
5)井上聖吾、梅原英一:2014年12月の衆議院選挙のTwitter分析,情報メディアジャーナル,Vol.17, pp.7-17(2016.4)

Z表彰
1) 日本社会情報学会 2006年度 論文奨励賞
2) 経営情報学会 2013年度 論文賞

 

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