temperature

この図は、森林の中の気温と渓流水の水温を2004年11月から2006年1月まで30分間隔で測定したデータである。渓流水の水温と比べて森林の中の気温が日中・年中変化が大きいことが分かる。渓流水の水温は、森林の中の気温と比べて冬季高く、夏季低いことが分かる。森林の中の気温は、冬季には氷点下で寒く、夏季には25度以下であった。それでは、森林の外の気温はどうでしょう。下のグラフは、森林の外の気温と地温を示している。森林の中の気温と比べて森林の外の気温変化が激しいことが分かる。地温のデータをみると、冬季にも氷点下まで至らなかった。このようなことは、森林集水域の土壌では、寒い冬季にも無機化(土壌中の微生物による土壌有機物の分解にともなって無機態窒素(主にアンモニア態窒素)が放出される現象)と硝化(土壌水を含む水中のアンモニア性窒素が硝酸性窒素に酸化される現象で、アンモニア酸化細菌によるアンモニア性窒素から亜硝酸性窒素への酸化反応と、亜硝酸酸化細菌による亜硝酸性窒素から硝酸性窒素への酸化反応の2 段階からなる)が進み、最終的に硝酸態窒素になることが考えられる。

出展:神奈川県農林水産情報センターのホームページより