この研究は、HSST方式の高速リニア誘導モーターの励磁電流の最適化結果を可視化したものです。新たに開発した固有値分析法(EVA:EigenValue
Analysis Method)によって、時速300キロメートルの状況でも推力を発生できる設計が可能なことを示しています。このEVA法を用いれば、高速モータだけでなく、低速リニアモータ(地下鉄などで利用)や回転型モータにおいて、さらに性能向上を図ることができる可能性があります。
論文: 横井、松山、海老原、 電磁力の固有値分析手法に基づく高速リニア誘導機の特性改善の可能性について、電気学会論文誌D、112巻、12号,
1992.