1. パーソナル・ファブリケーション展とは!?

現在、コンピューター上で作成した3Dデータから立体を出力する「3Dプリンター」や、安価で小型な工作機械によって、ユーザーが欲しいものを自分自身でデザインして作ることができる環境である、「パーソナル・ファブリケーション」が整いつつあります。
このパーソナル・ファブリケーション展では、私たちが自分自身の活動から、市場にはない、自分だけが欲しい、必要としている道具を考え、3Dプリンターを使用して実際に制作、展示します。

モックアップ作品

モックアップした作品の様子。素材は紙粘土。

ユーザーが欲しいものをデザインする例-1

飛行船

このような子供のためのおもちゃの飛行船があったとして、
子供がカッコよさを求めていたのならば、「ジェットブースター」を
付けるだけで印象はがらりと変わります。

自分自身の活動を考え、活動のなかで「欲しい」「必要」となるシーンを探します。 そして「欲しい」「必要」という要求を満たすためにはどういう道具が必要かを考え、デザインを決めていきます。ものを考え・作ること、その過程を知ってもらうために制作の過程も一緒に展示します。