◆生物多様性オフセットとは?

◆生物多様性バンキングとは?

◆国内類似事例

◆BBOPとは?

◆BBOPによる生物多様性オフセットの10原則

6月20日 田中研究室はランドスケープ研究会の学生と森戸海岸にて磯観察会を行いました。


当日の森戸海岸は大変天候に恵まれました。


観察会前の作業の説明の様子です。


観察できた生物の一部です。
2時間程度で多種多様な生物を採取することが出来ました。


参加者全員で記念撮影をしました。
採取した生物は同定後、無事に全て海へと返しました。

○観察できた生物
和名アオウミウシ
学名Hypselodoris festiva
生息環境浅い岩礁地
生息地域ほぼ日本各地
特徴ブルーの地に黄色い模様がある。大きさは4cmでお尻には花形の鰓がある。粘液で作った膜と表面張力を利用して水面を仰向けに移動することができる。
希少性×

和名アカウニ
学名Pseudocetrotus deperessus
生息環境浅い岩礁地
生息地域房総半島以南の本州、四国、九州
特徴殻径6cmでムラサキウニと同様にアリストートル氏提灯と呼ぶ5個の石灰質の歯が合わさった器官で岩上の有機物、植物(藻)などを削り取って食べている。
希少性×

和名アゴハゼ
学名Chaenogobius annularis Gill
生息環境水深の浅い岩場、タイドプール
生息地域北海道から九州
特徴タイドプールでよく目にする種。非常に貪欲で、動くものをエサと判断し飛びついてくる。
希少性×

和名イイダコ
学名Octpus luteus
生息環境砂泥底,岩礁
生息地域東京湾以南
特徴腕の間の襞(ひだ)に金色の環状紋が2つあり,両眼の間に長方形の模様がある。
希少性×

和名イソギンポ
学名Parablennius yatabei
生息環境岩浜
生息地域北海道〜九州
特徴眼の上に,まつげのように伸びたアンテナ状の突起がある。
希少性×

和名イソクズガニ
学名Tiarinia cornigera
生息環境やや内湾的な磯〜外海に面した潮間帯〜水深20mの岩場
生息地域房総半島以南〜インド洋西部
特徴前方に狭い西洋梨形で、甲面が強く隆起している。
希少性×

和名イソヨコバサミ
学名Clibanarius virescens
生息環境外洋に面した岩礁、サンゴ礁
生息地域房総半島以南
特徴甲長は15cmで、黄色いペンキの上を歩いたかのように、ハサミの先と足先が黄色いのが特徴。比較的大きめの貝殻を好む。
希少性×

和名イトマキヒトデ
学名Asterina pectinifera
生息環境浅瀬の岩礁
生息地域日本各地
特徴体は5角形の糸巻上。藍色の地に、不規則な赤橙色の模様を持つ。
希少性×

和名イワガニ
学名Pachygrapsus crassipes
生息環境外洋性の磯
生息地域北海道南部以南
特徴カニ形。甲は四角で横じわがある。
希少性×

和名オイランヤドカリ
学名Dardanus lagopodes
生息環境岩礁,礁斜面,転石下,瓦礫底,砂泥底
生息地域紀伊半島以南
特徴毛深く、眼柄が白い。赤色型と黒色型がある。
希少性×

和名オオツノヒラムシ
学名Planocera multitentaculata
生息環境浅場の岩下
生息地域日本各地
特徴一対以上の触角をもつ。
希少性×

和名カエルウオ
学名Istiblennius enosimae
生息環境潮間帯上部・タイドプール
生息地域房総半島から九州
特徴眼の上に一本の皮弁があり,頭部の正中線には大きなとさか状の皮弁がある。
希少性×

和名カタボシオオモンハゼ
学名Gnatholepis cauerensis
生息環境珊瑚礁域の砂底
生息地域千葉県から高知県、琉球列島、伊豆諸島、小笠原諸島。台湾、西および南太平洋、モルディブ
特徴眼の下方に黒色線がある。体色は灰色っぽく、体側に6本の赤色縦線がある。
希少性×

和名カメノテ
学名Capitulum mitella
生息環境潮間帯,岩礁
生息地域北海道以南
特徴主要な殻は特に突出したものが3対あり、その中央よりのものが最大の長さを持つ。
希少性×

和名キュウセン
学名Halichoeres poecilopterus
生息環境内湾の浅い砂地
生息地域函館以南〜中部日本
特徴成長にともない体色が変わり、一部はメスからオスに性を変える。雄は体全体の青みが強く、胸鰭のすぐ後ろに黒斑がある。雌はやや小型で、体色は赤味を帯びていて「アカベラ」とも呼ばれる。
希少性×

和名クボガイ
学名Chrolostoma lischkei
生息環境潮間帯〜岩礁域
生息地域北海道南部〜九州
特徴殻の底は少しくぼんで,中央部は緑色を帯びている。
希少性×

和名クモハゼ
学名Bathygobius fuscus
生息環境岩礁性海岸、河口域、潮間帯の転石帯
生息地域千葉県と若狭湾から与那国島にかけて、小笠原諸島や八丈島
特徴体は太く短い。胸びれの上部鰭条は、遊離難条になる。第1背びれの上縁が黄色い帯で縁取られる。
希少性×

和名クロシタナシウミウシ
学名Dendrodoris fumata
生息環境岩浜,潮間帯付近
生息地域本州中部
特徴全身がまっ黒で,波打った体の縁部や触角,外鰓が橙色がかる。
希少性×

和名クロフジツボ
学名Tetraclita japonica
生息環境潮間帯中部の岩やテトラポット、岸壁にみられる
生息地域日本全域と朝鮮半島
特徴フジツボの中では大型の種で、殻は高さ4pほどの円すい形
希少性×

和名サザエ
学名Turbo cornutus
生息環境幼時は潮間帯、成長すると深みへ移動する
生息地域太平洋側は房総半島以南、日本海側は北海道南部以南
特徴円錐型。とげの有無は環境による。
希少性×

和名ショウジンガ二
学名Plagusia dentipes
生息環境外洋性海岸の潮間帯
生息地域東北地方以南〜南太平洋
特徴甲幅は6cmで、甲面にはふぇると状の短毛が生えている。潮がひいても干上がることのない岩場の割れ目に潜んでいる。
希少性×

和名タカノハダイ
学名Goniistius zonatus
生息環境岩場、浅瀬
生息地域本州中部以南,東シナ海
特徴腹部が著しく側扁し銀色を呈し,まるで薄いジュラルミン板に縞模様を付けたよう。
希少性×

和名タツナミガイ
学名Dolabella auricularia
生息環境岩礁や砂底
生息地域房総半島以南
特徴立波形の貝殻をもつ。
希少性×

和名タワシウニ
学名Echinostrephus molaris
生息環境潮間帯付近の浅瀬
生息地域房総半島,相模湾以南
特徴岩穴に体を潜め,紫褐色で先端の白い,細い針状の棘をだす。
希少性×

和名トウメクモヒトデ
学名Ophiaarachnella gorgonia
生息環境浅海域
生息地域本州中部以南、インド洋、西太平洋
特徴腕長は7cmで盤径は2cm。腕の付け根近くの盤の表面に五対10個の楕円形の目のような裸出部があるのが名前の由来。
希少性×

和名ナベカ
学名Omobranchus elegans
生息環境沿岸の転石や岩場の多い磯、タイドプールに生息
生息地域北海道南部以南、九州南部まで、朝鮮半島南部、山東半島などの西太平洋
特徴頭部と体の前半に黒色帯があり、体の後半は鮮やかな黄色をしている。体側には小黒点が散在する。
希少性×

和名二ホンクモヒトデ
学名Ophioplocus japonicus
生息環境潮間帯下部
生息地域房総半島以南の太平洋海岸
特徴平たい五角形の体に細長い腕があり、はいまわるようにして動く。
希少性×

和名バテイラ
学名Omphalius pfeifferi
生息環境潮間帯、浅い岩礁域
生息地域北海道南部、本州、四国、九州
特徴殻長が4cmで尻高(しったか)と呼ばれる貝の主流。のっぽの円錐形で段差がない。裏側は細かい縞模様があるがへその周りは白い。へそは開いている。
希少性×

和名バフンウニ
学名Dendrodoris fumata
生息環境岩浜、砂浜
生息地域北海道以南
特徴他のウニ類に比べて棘が目立って短く,岩の隙間や転石の裏などに付着しているのがみられる。
希少性×

和名ヒザラガイ
学名Acanthopleura japonica
生息環境岩浜、潮間帯付近
生息地域北海道南部〜九州
特徴楕円形で背面に8枚の殻がならんでいて,殻のまわりの部分は先の丸い短い棘で被われている。
希少性×

和名ヒメハゼ
学名Favonigobius gymnauchen
生息環境河口や沿岸の浅場
生息地域朝鮮半島、東シナ海、国内は北海道から西表島
特徴大きさは6〜8cmで、体は細長く側扁しており眼隔域は狭く、下顎は上顎よりもやや長い。左右の腹びれは吸盤状になっている。配色は淡褐色。
希少性×

和名ヒライソガニ
学名Gaetice depressus
生息環境潮間帯,転石下,砂礫底,砂利底
生息地域北海道以南
特徴甲は前側緑がやや横に長い四角形で,甲面は扁平,前側緑に3歯あり,第3歯はかなり小さい。
希少性×

和名マダコ
学名Octopus vulgaris
生息環境岩浜、砂浜
生息地域磐と能登半島以南、日本各地
特徴腕を含めた体長は約60cmで,腕は胴体の約3倍の長さだが,体はしなやかである程度伸縮する。
希少性×

和名マナマコ
学名Stichopus japonica Celenka
生息環境岩礁地帯、砂泥地
生息地域北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島
特徴赤、黒、青など、退色は生息する場所によって変わる。赤いナマコ(アカナマコ)は岩礁に生息し、黒いナマコ(クロナマコ)、緑青色のナマコ(アオナマコ)は内湾の砂泥地に生息。覆面(下面)は全て赤。前方に口、後方に肛門がある。身体に縦に6列のイボイボがあり、内骨格は退化して、内側に痕跡的に残る。
希少性×

和名マルバガニ
学名Eucrate crenata
生息環境内湾の水深30〜100mの砂泥底
生息地域東京湾以南、西太平洋、インド洋
特徴甲幅は40mmほど。甲はやや前方に広がった四角形で、甲面は滑らか。前側縁に先が鈍い4個の歯がある。はさみ脚は強大で左右同じ大きさ。腕節は丸く膨らみ、側縁に軟毛が密生する。甲とはさみ脚に濃紅紫色の斑点が多数ある。
希少性×

和名ムラサキウニ
学名Anthocidaris crassispina
生息環境岩場
生息地域本州、四国、九州
特徴10cm前後の大きさで、岩の隙間や側面に付いている。アリストートル氏提灯と呼ぶ5個の石灰質の歯が合わさった器官で岩上の有機物、植物(藻)などを削り取って食べている。
希少性×

和名ヤツデヒトデ
学名Coscinasterias acutispina
生息環境潮間帯、タイドプール
生息地域房総半島以南
特徴8腕の個体が多いが,7腕や9,10腕のものもある。
希少性×