3次元データの合成表示

通常、2つ以上の3次元のモデルをいっしょに表示する場合、データ変換が必要です。 しかし、この合成技術(OpenGL合成技術)を用いることで データ変換無しで、動的に2つのソフトウエアが 表示している3次元モデルを1つのシーンに合成できます。左図は、Google Earthの中に動画による”アバター”が入っている様子です。

中央大学(樫山研究室)との共同研究では、津波のシミュレーション結果、家などのモデル、エージェントシミュレーションによる人の動き、の3種類の表示を1つに合成しバーチャルリアリティ装置の中に表示しました。

大規模点群データの高速均一間引き

写真計測やレーザ計測で取得した大量の点群データを均一に間引きします。

間引き手法は、下記の「大規模3次元モデルの軽量化」と同じ手法です。点群の場合は「データ変換」ではなく、「点の間引き」になるのでオリジナルの点の位置は変化しません。

2019年3月末まで、科研費の研究として、この機能を公開しています。 試用をご希望の方は(miyachi@tcu.ac.jp)までメールでご連絡ください。操作ガイド

点群変換例(ブラウザ内でWebGLのViewerが起動します。※注意 Google Chromを使ってください。

大規模3次元モデルの軽量化

PCで作成した大規模なデータをスマートフォンなどの装置で表示するためにはデータの軽量化が必要な場合があります。

本研究では人間の見た目に十分な精度で点群をサンプリングすることで、3次元モデルの軽量化を行っています。画質の評価や使い易いインターフェイスを開発しています。

青葉区の銅像の3次元化(点群が判るように粗い表示になっています)

本アイデアはサイバネットシステム且梠繧ノ考案したもので、同社から特許申請中です。

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拡張現実のソフトウエア開発

ドイツMetaio社のARツールを使ったコンテンツ開発を行っていましたが、サービスが終了したので、新しいARツールの利用を始めています。

サイバネット社ではソニーが研究開発を進めてきたAR開発ツールSmartAR@SDKを販売しています。 プログラミングを要しないJunaioの代替としてはARnexがリリースされています。