Diary March 2nd 2010 of Nepal Japan Project web site

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海外研修本格始動!!

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 3月2日、朝7:00頃起床して、その後朝食をバイキングで食べ、8:00過ぎにHoly Himalayaホテルを出て、バスに乗り今日の予定のあるNCの通っているNational Collegeに行きました。National Collegeに着いてからすぐ学内見学をさせてもらい、また、何箇所かの授業のしている教室に入れてもらいました。パートナーによると、この地域はほかの場所よりもpeace(平和)であると言っていたのですが、やはり日本と比べると建物や敷地が狭かったり、パソコンがブラウン管であったり、トイレの匂いがあまり健康的では無かったり、このことからネパールの経済、社会、環境について多くを感じました。
学校を紹介してもらった後には、ある教室に集まり、TCUとNCで自己紹介をし、Nepalの先生方、TCUの先生方からNepal Japan Projectを始めるにあたっての挨拶をしていただき、このイベントからプロジェクトが始まるのだなと思いました。また、この時から自分のパートナーとも仲良く会話をする事が出来るようになりました。このイベントが終わった後は待ちに待った昼食で、パートナーと一緒に、片言の英語で話をしながら食事を満喫しました。


ジャマルコ古紙再生会社

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 昼食後は、バスに乗り「Jamarko」という古紙再生業務会社に行き代表の人から説明をききました。10年以上続いており、リサイクルペーパーを作ることで環境負荷の少ない紙を作り、それらを売ることで利益を得ていることでした。作業工程は、近所でのいらなくなった紙や会社から使用済みの紙を事務局に集め、プラスチックと紙を色別に分け、その分別した後、製造所に運び、水で1度温めながら紙をふやかし、それを混ぜることで細かくし、細かくなったところでまた水の中にいれそれを薄くこして紙状にし、太陽の光で乾燥させそれを加工するという方法でした。それにより、環境面ではごみの削減が出来、二酸化炭素の排出量を減らすことが出来る。また、社会面では男性でも女性でも簡単に作業が出来るので働く場所の確保や女性の社会進出に役立つ。さらに経済面では以前は赤字になっていた時期もあったが、現在は黒字で収入も手に入れることが出来るようになったそうです。そのように持続可能性を実現しているとのことでした。
その後、製造所と事務局場所が違うので移動してその売っている場所へ行き、商品を見せていただきました。その商品はポストカードやメモ帳など数種類おいてあり、普通の紙を使ったものと違い普通よりも高額で取引されていました。実際、商品の種類も少なくその商品に魅力があるか問われるとそんなに魅力を感じませんでした。改善点として、新製品を考え、どうしたらもっとほしがる人を増やすかを何人か集め、集会のような討論の出来る場が必要だと思いました。







本日の議論

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 本日の日程をすべてが終え、夕食後に今日のことについてグループに分かれてディスカッションしました。私達の班では、改善点として、この会社が広告を大々的にやれば、ネパールの人たちにもっと浸透するのではないかという意見が出ました。初めてのディスカッションでしたが、それぞれのグループ意見を出し合いとても有意義な時間になりました。