Diary March 8th 2011 of Nepal Japan Project web site

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違う地域でインタビュー

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今日の午前中は現地の伝統住宅における快適温度調査と現地住民への持続可能な発展に関するインタビュー調査を行いました。僕はインタビュー調査を担当することになりました。と言ってもインタビュー調査はこれで2回目なので手順とかは慣れたもの。さらに、ネパールの人たちはとても良い人が多くインタビューを断る人がほとんどいないので、多くの場合スムーズに進むのですが、現地の人たちにインタビューして驚くことはやはりあります。それは日本人以上に解答が職業に左右されている点です。子どもを持つ人は環境を重視したり、手工業の人はあまり環境には興味がなかったり等、それだけ真面目に答えてくれているという事なので本当にありがたいです。
僕らのグループは予定よりかなり早めに終わったため、パートナーの子と近くを散歩してきました。途中景色の話になりパートナーの子がhill(丘)をたくさん使うのでどれが丘か聞いてみると目の前の山を指さしましてくれました。彼らにとって山と丘の区別は雪が覆っているかどうからしいです。季節も季節なのでそんなのヒマラヤ山脈しか見当たりませんでしたけど、ヒマラヤ山脈が常に背景にあるとこうなってしまうのでしょうか。



チトワンを満喫

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午後はカヌーに乗り、ゾウが飼育されているエレファントブリーディングセンターというところへジープで向かいました。当然道路はデコボコだったのですが、もうジープがどれだけ跳ねようが誰も驚かないどころか、楽しくおしゃべりしている所に、僕たち東京都市大学の学生の成長を感じました。いざ、カヌー乗り場についてみると予想以上に素朴な感じで驚きました。日本の公園にあるようなボートではなく木を1本くりぬいて作ったようなカヌーで、2人が体育座りで横に並んでギリギリなほど狭く、なにより水面が近く、最初沈むのではないかと心配してしまいました。カヌーからはワニ、クジャク、サギ、サルなどの動物がたくさん見え驚いた。でも一番驚いたのは目の前で日向ぼっこしていたワニが、のそのそ動き出して川に入った時だ。この時は、さすがにみんな慌てていました。川に住んでいるワニは人を襲うことはないそうですが、ちょっと恐怖を感じました。そして、エレファントブリーディングセンターの近くに着き、陸地に上がる時も、カヌーを寄せるのではなく、カヌーの先端を完全に陸に乗り上げさせて止まるので驚きました。カヌーから見えた動物達を野生の中で見られた事は、感動的でした。
エレファントブリーディングセンターではゾウの保護、飼育に至るまでの歴史を学びました。帰りのジープは川を挟んだ向こう側にあり、私達は歩いて川を渡らなければなりませんでした。もちろん、橋があります。しかし、ほとんどの学生が川に入り、ビショビショになりながら思い切り水を掛け合って遊びました。

ダンスパーティー ~もっとNCと~

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 その夜あったダンスパーティでは、有志でそれぞれが企画した出し物がありました。いくつかは、完全にウケ狙いのものもあってとても盛り上がりました。また、各々自由に踊る段階になって現地の学生のダンススキルが本当に高い事に気付きました。すごく羨ましかった。もっと続けばいいなと思えば思うほど時間がたってしまいました。
明日はチトワンからカトマンズへ帰ってしまう為、ナショナルカレッジの学生(以下NC)と過ごす最後の夜がとても寂しかったです。正直カトマンズに帰りたくありませんでしたし、NCの学生ともっと一緒に居たかったです。ほんの1週間ほど前にあったばかりなのに自分にとってとても大きな存在になっていたことがとてもうれしかったです。