Diary March 9th 2011 of Nepal Japan Project web site

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朝の5時に

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本日は5時に起床した。5時に起床したのはいいけど、寒くてなかなか布団から出ることができなかった。また、昨日の疲れから瞼も重かった。
なぜこんなに早起きしたのかといえば、エレファントライドに行くためでした。エレファントライドとは、象に乗ってチトワン国立公園内を散歩する事です。支度をして集合場所に向かったのはいいのですが、とにかく寒い。今までは朝からお日様が照っていて暖かかったのに、この日に限ってなぜか曇天。まるで今日、チトワンを離れカトマンズに向かうのを嫌がっている僕の心の中のようであった。集合時間に参加者が集まり、トラックに乗り込んだ。このトラックがまた寒い。荷台に乗っている僕らは風を遮るものが何もなく、直に風が当たる。当然みんなも“寒い”の言葉しか出なくなり、最終的に誰もしゃべらなくなった。

エレファントライド

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象の乗り場は昨日カヌーに乗ったところだった。近場で象を見たのは上野動物園以来だった僕は“象ってこんなに小さかったかな”と思ってしまった。周りの人の反応は“でかい”だったけど……。象に乗り込む時はまったくもって考えずに乗ったため、お尻が浮いてしまっていた。しかし、直す暇もなく出発……。
感想としてはとにかく揺れる。カメラを構えても揺れるからぶれる。ものを見ようとしても揺れるから見失う。しかも、最終的には象酔い的な感じに……。でも、森の中を象の上から眺めるのはとても新鮮だった。特に川の中に入った時の爽快感や木々の枝が目の高さにあるのがかなり面白かった。また、野生のシカやキジ、鶏を見かけた。残念ながらサイに出会うことはなかったけど、とても楽しかった。エレファントライドは2時間ほどで終った。その後象に餌をあげたりして過ごし、ホテルに戻った。そのころには体がすっかり冷え切っていたけれども、まったく気にならなかった。ホテルに到着後すぐに荷物を詰めて、朝食をとった。朝食には当たり前のようにカリフラワーが出た。




ただいまカトマンズ

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その後まとめと記念撮影をしてバスに乗り込んだ。これから5時間かけてカトマンズへ戻る旅だ。
 バスの中では、ナショナルカレッジ(以下NC)の学生がネパールの伝統的な楽曲やポピュラーな曲を流したり、逆に僕たち東京都市大学の学生が日本の曲を流したり、パートナーとの会話でと盛り上がっていた。カトマンズに近づくにつれてだんだんと窓の外の景色も変化し、都会っぽくなってきた。また、窓の外から入ってくる空気も排気ガスの臭いが強くなり、環境の変化を改めて感じた。市街地に入るとNCの学生は自宅に帰るため途中でバスを降りて行った。
チトワンで過ごした1週間がとても恋しく感じる瞬間だった。ホテルに到着後は買い物などで時間をつぶし、夕食でネパールに来て初めて牛肉を食べました。